チョークコイル(塞流線輪)は読んで字のごとく交流電流を流さないようにするコイルで空心の高周波用やフェライトあるいは粉末鉄心の高周波から中間周波までのものや薄板鉄心の入った低周波用や電源平滑用のものまであります。 交流電流を止めるためのもので通常は直流電流を重畳できるようになっていますので、低周波や電源用のものは直流による鉄心の飽和を防ぐため鉄心に空隙を設けてあります。 コイルなので当然「2端子」部品になります。

 

 モールド型高周波チョークコイル

      高周波チョークコイル、モールド型で中身は空芯またはフェライト磁芯、鉄

      粉末磁芯のもので単層捲、ハニカム捲、千鳥捲などがあります。

 

 

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           高周波チョークコイル、塗装型で空芯、コア入り、トロイダル型色々です。

     なお4本リードのものは真空管のヒーターあるいはフィラメント回路用です。

 

DSC00059.JPG      磁心入りのチョークコイルです。 比較的小さいものを出しましたが大きい

     ものは中波の放送機に使われるもので数十トンもあります。 鉄ケースに

     入ったものからシリコンゴムで被覆したものエポキシでモールドしたものや

     もちろん裸のものもあります。

 

 

DSC00061.JPG      高周波の送信機に使われるチョークコイルで、これらは単層巻ですが千鳥

     巻のものやハネカム分割巻のものもありますので後で写真を入れ替えます

 

 

トランス、トランスフォーマー(変圧器、変成器、変流器)は交流電圧、交流電流やインピーダンス変換のために相互に結合した2個以上コイル(捲腺)を持っています。  日本語では交流電圧を変換するものを変圧器、交流電流を変換するものを変流器、インピーダンス変換をするものを変成器と呼んでいますが基本的な動作は同じものです。 大きなものは発電所や変電所にある油入りの百トンを越すようなものから色々な制御装置の電源用の十グラム程度の小さなもの、そうして電源用ではなく低周波でも中波放送に使われる変調用のトランスでは250キロワットを越す大きなオーディオ電力を取り扱えるものからマイクロフォン用の小指の先に乗るようなマイクロワット級のものまであります。 またトランスでも中間周波や高周波用のものは空心やフェライト心あるいは粉末鉄心のものがあります。

 

トランスは以上のように電圧、電流、インピーダンス変換をするものなので必ず「3端子」以上の接続があり、また入口(入力側)と出口(出力側)がないとトランスとは言えません。

 

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     低周波(オーディオ)用小型トランスフォーマー色々です。 基本的にオー

     ディオ用は板状鉄芯が使われていて直流が重畳出来る物は空隙(エヤ

     ギャップ)が入っています。 またローレベルで広帯域の入力トランスフォー

     マーのには高導磁率のパーマロイ系の磁芯が使われますし、磁芯(コア)

     の形状もトロイダル型テープ巻のものが多くあります。

  

 

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           IFTいわゆる中間周波トランスの色々です。 もっと大きいものものもあります

     が455KHzが主です。 戦前は100KHzのものがありましたが、戦中から戦

     後はVHFやUHFの受信機用で10.7MHzや12MHzのものが多く見られるよ

     になりました。 

 

DSC02121.JPG     変流器(カレントトランスフォーマー)です。 大きい3種は50/60/400Hz用で

     す。 手前の小型金属ケースのものは高周波用(3~30MHz)のものです。     

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     パルストランスフォーマーの色々で、基本的にはマイクロ秒程度のパルス

     を送るのに使われます。 

 

  ご参考まで

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1475549229